40代の介護士がもつ仕事の悩みとは

高齢者介護の仕事をする人は、高齢の人々と関わる仕事にとてもやりがいを感じていることでしょう。このような現場にいることが、大好きな人が多い傾向でもあるようです。介護施設や入浴サービス、訪問介護など働く現場は様々ですが、どの場面でも利用者さんの笑顔を見たり、ありがとうと言われたりすると嬉しくなることでしょう。話が出来ない人や意思の疎通が難しい利用者さんもいると思いますが、ちょっとした表情の変化から安心している穏やかな様子を感じ取ることが出来ると、これもまた嬉しくなるでしょう。
介護施設や在宅訪問介護の仕事には、排泄や清潔介助がとても多く、寒い冬には全身状態のリスクが高い入浴介助もあると思います。巡回入浴サービスでは、1日中狭い車で移動し、大きな浴槽を自宅に運んでお風呂の介助を繰り返すことになるでしょう。介護という仕事は、どの場面でも体力と細やかな神経を要してしまいます。若い時には、体力を使った仕事で疲れ果てても、しっかりご飯を食べて眠ってしまえば翌朝に疲労が残る事は少なかったと思います。
しかし40代に入り、半ばに差し掛かるとその日の疲労が翌日に残る事が増えてくることでしょう。そして特に女性は、力が勝負のベッドから車いすへの介助の時に、自分の力にだんだん自信が持てなくなる時でもあると思います。巡回入浴サービスの仕事では、ぎっくり腰になりやすいという悩みも多いと思います。
超高齢化社会に入る日本では、介護をしている側の人も何歳まで長生きをするのかわかりません。そのためには、自分や家族の老後の資金が必要になり、仕事をまだまだ続けなければいけません。介護の現場でいつまでも働き続けたいという気持ちの一方で、体力的に負担の少ない安定した仕事に転職するべきなのか、40代の介護士にとって、とても大きな悩みの一つでもあるようです。同じように悩んでいる人のサイトを見つけたので、こちらも覗いてみて下さい。